東野幸治(56)が11日までにインスタグラムを更新。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)で脚本を務める、脚本家の足立紳氏(51)が9月25日に発売した新著「春よ来い、マジで来い」(キネマ旬報社)を猛プッシュした。
「春よ来い、マジで来い」は、自らの私小説的フィクションに定評がある、足立氏の6作目となる実話を交えた青春小説で「キネマ旬報」での連載を単行本化した。有名な映画とマンガをもろにパクったシナリオを書いてコンクールに応募し、長く付き合った恋人に別れを切り出されれば嫌だ嫌だと泣いてすがり、バイトもろくにせず実家の母に仕送りを無心する、29歳の脚本家志望の男・大山孝志を描いた。
東野は「朝ドラ『ブギウギ』の脚本家の足立紳さんの書く本は笑ってしまうんです。『春よ来い、マジで来い』脚本家になるちょっと前のお話。面白かったです。コレは読みました。『それでも俺は、妻としたい』も映画『100円の恋』も最高です」と絶賛。帯に自らコメントを寄せた「春よ来い、マジで来い」の書影を撮影し、投稿した。
足立氏は、95年に日本映画学校(現日本映画大学)を卒業し、81年の映画「セーラー服と機関銃」などで知られる、相米監督に助監督見習いの形で師事した。12年に山口県周南市で開催された周南「絆」映画祭で第1回松田優作賞を受賞した作品を映画化した14年にの映画「百円の恋」(武正晴監督)で、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、15年のNHKドラマ「佐知とマユ」で市川森一脚本賞を、それぞれ受賞するなど今、日本でも最も人気の脚本家だ。
近年は映画監督としても活躍。「相米さんの、でっちのようになって1年間、一緒にいた」約20年前に台本の原型を書き、最初に見せた相米監督から「ようやく褒めていただいた」唯一の作品を小説化した17年「弱虫日記」を、自ら監督を務め「雑魚どもよ、大志を抱け!」として映画化し、今年3月に公開。同作は今月5日に、第15回TAMA映画賞でが最優秀作品賞を、カンヌ映画祭脚本賞を受賞した是枝裕和監督の「怪物」と並んで受賞した。「ブギウギ」が放送中であることを含め、今、勢いに乗る足立氏の新著「春よ来い、マジで来い」は、東野の応援も受けて話題を呼びそうだ。