小野武彦、芸歴57年で映画初主演「最低30分前には」誰よりも早く現場に到着する理由明かす

映画「シェアの法則」初日舞台あいさつに登壇した小野武彦

俳優小野武彦(81)が14日、都内で行われた、主演映画「シェアの法則」(久万真路監督)初日舞台あいさつに登壇し、現場に早く到着する理由を明かした。

芸歴57年で映画初主演となった小野は「1年前の今頃撮影が終わって、やはり映画というのはお客さまに観ていただいて初めて完成するので。今日やっとここにたどり着けました。感無量でございます」と喜びをかみしめた。完成試写を見たのは今年の3月ごろだったといい「試写が終わって外に出たら、ちょうどWBCで優勝したばっかで大騒ぎになってた」と笑顔で明かした。

久万監督が「小野さんは誰よりも早く現場に到着される」と明かすと、登壇者一同うなずいた。小野は「たまたま遠いから余裕をもって出たら、早く着いたってだけなんですよ」と言いつつ、「若い頃、大ベテランを2時間待たせたことがあって。それ以来絶対に遅刻はすまいと、最低30分前くらいには着こうかなと」と、チャーミングに笑った。

撮影の思い出を聞かれた小野が「監督と貫地谷(しほり)さんがもめにもめて…」と語り出すと、2人はびっくり。小野は「なんてことは全くなく、平穏に淡々と進みました」とユーモラスに訂正し、会場の笑いを誘った。撮影場所となったシェアハウスについて、「本当にそこで生活していらっしゃる方がいるところをお借りした」と明かし、「ぬくもりというか、人が生活している佇まいみたいな感じがあって、役者としてありがたかったですね」と感謝した。

同作は、シェアハウスを経営する老夫婦とさまざまな背景をもつ住人たちとの関わりを描いた、同名舞台の映画版。シェアハウスの大家・春山秀夫を小野が、住人のワケありキャバ嬢・高柳美穂を貫地谷が演じる。岩瀬顕子が舞台版に引き続き脚本を担当し、自身も住人の松岡加奈子役で出演している。