窪塚洋介(44)が25日、都内で開催中の東京国際映画祭で特別上映されたAmazon Original映画「ナックルガール」(チャン監督、2日配信)ワールドプレミアに登壇した。
冒頭のあいさつで「悪の組織のボスをやりました。本当はいい人です」と、いきなり口にして、客席を笑わせた。一方で「東京国際映画祭で、かかる(上映される)ことを知らなかった。皆さんの前に登壇するのを誇りに思います」と国際映画祭での上映を喜び、海外の観客向けに、しっかり英語でもあいさつし、拍手を浴びた。
「ナックルガール」は、韓国の企業Kakao発の同名ウェブが原作で、Amazonスタジオが初めて日韓共同制作した作品。窪塚は、主演の三吉彩花(27)が演じた将来有望な女性ボクサーの橘蘭が挑む、人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織のボス白石誠一郎を演じた。原作にない役どころで、韓国出身のチャン監督が、窪塚に演じて欲しいと創作して、オファーした役どころだ。窪塚は「原作ものということなんですが、ほぼオリジナルじゃないかという脚本に仕上がっている。原作にない役…率直にうれしい」と笑みを浮かべた。そして「日韓合作で、どのようなものに出来上がるか、ワクワク感があって素直に参加したくなった」と出演した理由を語った。
◆「ナックルガール」 女性ボクサー橘蘭(三吉彩花)は、ある日突然、大切な妹が失踪し自殺したと警察からの知らせを受ける。警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始。監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信するが、やがてたどり着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボス白石(窪塚)が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯だった。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に「何が何でも絶対、闘う」と決意する欄は、元恋人の神谷瞬(前田公輝)や頭脳明晰(めいせき)な天才ハッカー成瀬と協力しながら、大切なグローブを外し、ナックル1つで妹を救うべく命をかけた闘いに挑んでゆく。