俳優綾野剛(41)が25日、シネ・リーブル梅田(大阪市)で、主演映画「花腐し(はなくたし)」先行上映会前の舞台あいさつに登壇した。
「大阪が大好きなんで、5月以来(の大阪での舞台あいさつ)なんですけど、ほんとに好きなんです」
にっこり笑いながら、唐突に? “大阪愛”を語り始めた。
来年公開の別の作品で「大阪弁を使う」といい、その現場で「あらためて考えて、思いが結実した」。大阪弁は「芳醇(ほうじゅん)。七色に変わる。人によって、物事によって変わる。相手との距離感や関係性によっても、声のトーンが違うんですよね」と表現した。
この日、ともに出席した同映画の荒井晴彦監督は「僕にとっては(大阪は)外国みたいなもので…。独立国というか。大学でも、東北の人は東北弁を使わないけど、関西の人だけ、どこでも関西弁。海外に行っても…」。個性の強さへの思いを口にすると、綾野は「柔軟性のある街なんですよ」とフォローした。
映画は、松浦寿輝さんの芥川賞受賞作を荒井監督が脚色。綾野は映画監督にふんし、脚本家志望だった男と、ともに愛した女優をめぐる物語を描く。柄本佑、さとうほなみらと共演しており、とくに柄本には「僕、佑君のファンで、映画館には欠かせない男」と言い、2人との共演には「すごい心地よかった」と振り返っていた。
映画は11月10日公開。