主演吉岡里帆(30)、恋の相手役を永山瑛太(40)が務めるカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11時)の第4話が31日に放送される。
吉岡は主人公の常盤廻(ときわ・めぐ)を、永山は恋の相手役・井浦翔(いうら・かける)を演じ、今回が初共演となる。タイムパトロール隊のメンバーとして、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディー。脚本は時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠氏のオリジナルとなる。他にも伊藤万理華、シソンヌのじろう、石田剛太、西垣匠らが出演する。今年4月から新設された火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付けた。
第4話で、廻と翔が取り締まるのは、23世紀からやってきた売れないお笑い作家と、令和を生きる女芸人との許されざる恋。
主演の吉岡に「『トキコイ』の印象に残っている回は?」と聞いたところ、「私は、4話の漫才をカップルでやっているお笑いコンビの話です」と語った。「『トキコイ』は、5話までは廻と翔がバッドトラベラーの恋を応援する話なんですね。6話は廻のお父さんとお母さんの身内の話、7話からは自分たち自身の話になります。その中でも4話は、1人で進むことも肯定する回。“恋っていいよね!”っていうドラマの中盤で、この4話が入ってくることがすごくいいなと思ってて。私の好きな回です」と、4話推しであることを明かした。
そんな4話で未来からやってきて長期滞在をしていた違法タイムトラベラーの池浦トシを演じるのは田村健太郎。売れない作家だったトシは、令和の世界で、舞台やテレビに出演するお笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目度急上昇中になっていた。トシの相方・水戸桜を演じるのは、3時のヒロイン・福田麻貴で、2人は恋愛関係にある設定。
田村は役どころについて「トシは売れないお笑い作家で、気分転換にタイムトラベルに来たら、桜と出会ってそのまま暮らしてしまうっていうやつです。そのトシのマインドはすごくわかります。今いる世界でうまくいかなくて、自分のことを誰も知らない、たまたま訪れた世界で恋人ができた。そしてそこで生活をしていくって、ある意味で生まれ直すような感じでもありますし、楽園のようだったんじゃないかなと思います。作中ではそれは犯罪なんですけど…責めきれないものがあります…」と共感しながら演じることができた様子だった。
一方の福田は「芸人の役ということで、演じるのが楽しかったです。水戸桜は1人の女性として魅力的ですが、正直芸人には向いてなくて、けなげでちょっと痛々しいです。めちゃくちゃおもんない期から、ちょっとうまくなった期を経て、成長していく姿を見られると思うので、ネタの演じ方の違いなどにも注目してほしいです」と充実の笑顔だった。
また、田村と福田はリアリティーを出すために漫才の練習なども重ねたと言い、田村は「福田さんは漫才の時もこっちに合わせてくれて、僕がギャーギャー言ってる分すごくトーンを調整してくれましたし、バランスを取ってくれてたんじゃないかと思います。優しくしていただきました。あと、福田さんが1人でコントをするシーンの撮影を見せてもらったのですが、すごく滑ってることをやんなきゃいけないんだけど、どうしても面白くなっちゃうんですよね。笑いが起きちゃう。そこら辺が、ああーやっぱり笑いの星の下にいらっしゃる方なんだなっていうのをつくづく感じました」とコメントした。
3時のヒロインではツッコミを担当している福田は、ドラマではボケに挑戦。「普段はツッコミをやってるので、ボケをやるのは新鮮でした。しかも標準語ですし、普段の自分のキャラクターではなく水戸桜として漫才をやるので、自分とは全然違う芸風の人をイメージしてやるのが楽しかったです」と語り、「田村さんは、1回目の打ち合わせからツッコミがうまくてびっくりしました。シーンに使われてる部分は一部ですが、最初から最後までちゃんと台本があって、フルで覚えて漫才したので、撮影の合間に“もう1回合わせときましょか”と何度も合わせて、本当に舞台前の相方とのネタ合わせみたいでした」と撮影の裏話も披露した。
最後に、今夜放送の4話の自身が思う見どころについて、田村は「恋人との記憶や生活がキレイに消されてしまうっていう様を、廻や翔が目の当たりにするんですけど、そこが見どころです。現場でも、セリフにはないところでお2人の心の揺らぎみたいなのがすごく伝わってきたので、あれがどういう風にドラマになってるか、僕自身も視聴者として楽しみです。このドラマはすごくポップでおしゃれでウキウキしちゃうんですけど、その裏にある、恋人との時間を犯罪としなければならないっていう切実なものっていうのがあって、そこのリアリティーに急にハッとさせられるんです。そういう楽しい部分とすごく痛みを伴う部分が共存してる、ジェットコースタードラマだと思いますね。乞うご期待です!!!」と語った。
そして福田は「第4話は、最初から最後までいろんな種類の哀愁が漂っていると思います。お笑いをやっているのになぜかジンとくるシーンがあると思います。そこを楽しみに見てください。おもしろくて切ないラブストーリーです!」と続けた。