アニメ映画「屋根裏のラジャー」主題歌をグラミー賞受賞アーティストが作詞・作曲 3日先行配信

アニメーション映画「屋根裏のラジャー」の本ポスタービジュアル(C)2023 Ponoc

スタジオポノックの6年ぶりの新作長編アニメ映画「屋根裏のラジャー」(百瀬義行監督、12月15日公開)の主題歌を、米グラミー賞受賞アーティストが手がけたことが2日、分かった。クリスティーナ・アギレラとデュエットした「Say Something」が、15年の同賞で最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)賞を受賞した米男性デュオ「ア・グレイト・ビッグ・ワールド」が作詞・作曲した。タイトルは「Nothing's Impossible」(ナッシングズ・インポッシブル)で、3日に世界同日先行配信される。

西村義明プロデューサー(46)が「Say Something」と巡り合い、その伸びやかで美しい歌声に魅了されたことをきっかけに、映画の主題歌をオファー。人間によって想像された友達ながら、忘れられると消えていく運命を持つ存在・イマジナリを描いた物語を踏まえ「ラジャーの人生は、自分たちの人生でもある。人生は喜びに満ち、そして悲しみに満ちていること、自分の人生は意味があること。ラジャーの人生を重ね包み込み、心に寄り添い残る曲。そして、力強く歌い上げる歌声で映画の物語を締めくくる主題歌が欲しい」という、同プロデューサーの思い、製作の姿勢と物語に、2人が共鳴した。

さらに、15年のシングル「ファイト・ソング」がヒットし、エミー賞を受賞し累計の動画再生回数は6億回以上という米シンガー・ソングライターのレイチェル・プラッテンも参加。ア・グレイト・ビッグ・ワールドと奇跡のデュオを組んだ。それぞれ、コメントを発表した。

ア・グレイト・ビッグ・ワールド スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」のために「Nothing's Impossible」を手がけられたことは非常に光栄でした。この美しい物語の本質を歌に込めようと懸命に努力しましたが、簡単なことではなく、スタジオポノックと何度も有意義な話し合いを重ねることでようやく出来上がりました。そして、数年前、同じ頃に一緒にニューヨークで舞台に立っていたレイチェル・プラッテンもこの曲の一員であることがとてもうれしいです。この曲を一緒に歌うメンバーとして彼女が提案されたことは予期せぬすてきな偶然でした。

レイチェル・プラッテン スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」は、闇の中で私たちを導く魔法と喜びに満ちています。友人でもあるア・グレート・ビッグ・ワールドのイアン・アクセルと一緒に歌った「Nothing's Impossible」は、その真意と何より希望に共鳴した曲であり、それらは私自身の人生の道しるべでもあります。この創造的な作品を体感することで、笑いや喜びをもたらし、そして頑張ろうと思える強い気持ちが皆さまの心に宿ることを願います。

「屋根裏のラジャー」など、サウンドトラックを数多く手がける、ミランレコードのジャン=クリストフ・シャンボルドン氏は「この主題歌『Nothing's Impossible』は、後世に残る作品に進化させることができる、めったに起きない魔法が起きています。ア・グレいト・ビッグ・ワールドとレイチェル・プラッテンは時代を超越した曲を見事に作り上げ、アマンダとラジャーの素晴らしい旅を完璧に美しく想起させる一曲! イアン、チャド、レイチェルへ。グラミー賞とアカデミー賞で会えることを楽しみにしています」と、世界の主要な賞を受賞できる可能性がある楽曲だと強調した。

「Nothing's Impossible」は先行配信を前日の2日に、主演の寺田心(15)と鈴木梨央(18)が出席し、横浜市内で行われたイベントでは題名を明かさず流された。また、本ポスタービジュアルも解禁された。