川栄李奈、GP帯連ドラ初主演 知念実希人氏原作の日テレ「となりのナースエイド」で看護助手役

日本テレビ系連続ドラマ「となりのナースエイド」でゴールデン・プライム帯連ドラ初主演を務める川栄李奈

女優川栄李奈(28)が1月期の日本テレビ系新水曜連続ドラマ「となりのナースエイド」でゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)連ドラ初主演を務めることが6日、わかった。現役医師のベストセラー作家、知念実希人氏の最新同名小説原作(11月24日発売予定)で、コメディー専門の脚本家オークラ氏が仕掛ける病院ライフエンターテインメント。ある秘密を抱えたわけあり新人ナースエイド(看護助手)で、天才イケメン外科医との出会いなどから運命が動き出す主人公、桜庭澪役を演じる。

川栄は「私はこれまで病院を舞台にしたドラマにあまり出演したことがなかったので、出演オファーをいただいて、とてもうれしく思いました」と喜びを語った。ナースエイドについて自身でも入念に下調べを行ったといい「医療行為はできないけれど入浴や移動のお手伝いをする、患者さんの近くで寄り添う仕事だということを知りました。今回は、そのお医者さんや看護師さんの仕事を助けながら、誰よりも患者さんに寄り添う、というナースエイドの視点から描く、全く新しいドラマです」とPRした。

演じる主人公は、困っている患者を放っておけず、さらに医療オタクでもあるという役どころ。台本には「前向きバカ」と呼ばれているシーンがたくさんあるといい「私もひとつの目標や夢があると突き進むタイプなので、共感しています。澪が同僚のナースエイドたちと交わす会話もすごくにぎやかで笑えますし、患者さんに寄り添って恋愛や仕事や家族などいろいろな悩みを一緒に解決していくところも楽しんでいただけたらと思います」とした。

主人公の持つ秘密にも触れ「何かはまだ言えないのですが、毎話ごとに明かされていきますので、そちらにも注目していただきたいと思います」と語った。

また、スタッフそれぞれもコメントを寄せた。知念実希人氏は「原作者としてとてもうれしく、そして光栄に思っております。この企画を実現するために尽力してくださった関係者の方々に、心から感謝いたします。川栄さんをはじめとする俳優の皆様、プロデューサー、監督をはじめとする制作陣の皆様、多くのプロフェッショナルな方々の手によって、私が文章で描いた『となりのナースエイド』が、どのような素晴らしい映像作品として生まれ変わるのか、一視聴者としてとても楽しみにしております」とつづった。

脚本のオークラ氏は「僕はコメディー専門なので、コメディーの大定番『医療モノ』の脚本が書けて本当に幸せで、みんなが笑えて楽しめる、そんなドラマを目指します」と意気込み「ただせっかくなので『なんか他の医療コメディーとはちょっと違う』みたいになれたらいいなとも思っています。…いや、本音を言うと『全然違うぞ』って思われたいです。原作は知念実希人先生。どんな医療モノになるのか?見ていただければ解き明かされます。川栄李奈さん、その他、個性的な出演者でどんなコメディーが生まれるのか?楽しみです」。

日テレの藤森真実プロデューサーは「とても素晴らしい方々とこのドラマを作り上げることができ、早く皆さんにお届けしたい気持ちでいっぱいです。原作者の知念実希人さんと企画段階から相談し内容を詰めさせていただいた素晴らしい原作を、軽快でクスッと笑ってしまう唯一無二のセリフを紡いでくださるオークラさんに脚本にしていただいたことを本当にうれしく思います。とにかく面白いです」とPR。

演者については「チャーミングな笑顔と確実な演技力で観る人たちを魅了する川栄李奈さんが、魅力的で個性的な主人公をどう演じてくださるのか私も今から楽しみです。ナースエイドという病院の縁の下の力持ちの存在も、皆さんにこのドラマを通して知っていただきたいと思います。ただの病院ドラマではありません皆さまをアッと驚かせたいと思います」。

川栄演じる主人公が大きな影響を受けるイケメン外科医役の演者など、他キャストも近日中に明らかにしていくという。