【紅白歌合戦】旧ジャニーズ「本当にゼロ」1年で消滅の衝撃 大転換期迎え“隠し玉”も/解説

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NHKは13日、都内の同局で大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)の出場歌手発表会見を行った。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントの名前は1組もなく、第30回(79年)以来44年ぶり「ゼロ」となる。長年紅白に貢献し視聴率を支えてきたジャニーズタレントの穴は大きいが、NHKの大塚信広制作統括は選出された全44組に自信をうかがわせた。

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レコード会社関係者はじめ、関係各所から「本当にゼロなのか」という驚きの声が聞こえてくる。もちろんNHKの「当面新規の出演依頼は行わない」方針は何度も表明されていた通りだが、それでも例年5~6組の出場が続いていた旧ジャニーズタレントの出場が1年で消滅するというのは、あらためてではあるが業界に与える衝撃は大きい。

気になるのは視聴率への影響だ。昨年の紅白で第2部の平均世帯視聴率は35・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。紅白史上最低となった21年の34・3%から1ポイント上昇したものの、過去2番目に低い数字となった。今年はジャニーズが「ゼロ」の一方、初出場組には若者にも人気のあるアーティストをきっちりそろえた印象だ。

44年ぶりという数字が物語るように、「ジャニーズ」は日本のお茶の間に深く根付いていた。広告代理店関係者は「旧ジャニーズには2世代、3世代で応援するファンも多い。出演している歌番組も家族で視聴する。世帯視聴率に響くとなればNHKも頭の痛いところだろう」と話す。

人気絶頂のSnow Manは大みそかにYouTubeでライブを生配信(時間未定)すると発表しており、ただでさえエンターテインメント業界全体が多様化している。一方で、紅白もジャニーズ「ゼロ」でも結果を残せば大きな転換期となる。NHKは今後も新たな出場者や出演者の交渉を続けるとみられ、大みそかまでに“隠し玉”が出てくる可能性もある。いずれにせよ過去例のない紅白になることは間違いなさそうだ。【音楽担当キャップ=横山慧】