タレント中川翔子(38)が14日、東京・早大大隈記念講堂で「副知事 島耕作 就任式」に出席した。佐賀県が情報発信プロジェクト「サガサプライズ!」の一環として、シリーズ累計4700万部超で40周年を迎えた人気コミック「島耕作シリーズ」(講談社)とコラボレーション。同日付で主人公島耕作を、山口祥義佐賀県知事(58)が副地知事に任命した。原作者の弘兼憲史氏(76)も駆けつけた。
今月11日に自身のYouTubeで、本名を「しようこ」から「翔子(しょうこ)」に改名することを発表した中川は、島耕作副知事の「1日秘書」を拝命した。大の島耕作ファンの中川はスクリーンに映し出された等身大の島耕作に「島さん、お久しぶりです。相変わらずカッコイイ。幼稚園の時から読んできたけど、会えるなんて。今日は(島耕作が)社長になっった時に秘書になった神奈川恵子さんの髪形をしてきました。島さんに手を出されなかった、唯一の人です(笑い)。島さんとは一緒にバドミントンをやってみたいです」。
そして「自分が大人になる度に『島耕作』を読んで、いろいろな発見があった。母親とけんかしても、島耕作の発売日になると話して、縁をつないでくれた。島さんの奥さんの大町久美子さんみたいに強く、たくましく、美しくなりたいなと思っています。どのような仕事でも楽しむことを島耕作さんに教わった。島耕作は人生です。(弘兼)先生、島さん、ありがとうございます」と話した。
山口知事から「1日秘書」の名刺を渡されると「生きててよかった。山あり谷ありの中で、島さんは理想の上司です。島さんに怒られたい」とリクエスト。スクリーンの島耕作が「中川君、君はクビだ!」と怒鳴りつけると、中川は「やったー」と笑顔を見せた。
初仕事として中川は、島副知事の仕事を発表。「SAGAスポーツピラミッド構想」やスポーツマンガ号、佐賀県の半導体産業の振興、島耕作の佐賀県庁9階の執務室大公開展などについて説明した。
改名については「今年は人生が激変した。名前が変わった。ずっと平仮名で、叔母が間違えて(出生届を)提出して『しようこ』で生きてきたんですが、皆さんにもらった『翔子』にしようと家庭裁判所に行って名前が変わろうとしています」と報告した。
弘兼氏は「佐賀について勉強中です。明治維新の薩長土肥で、私は山口(長州)ですから佐賀(肥前)は仲間のイメージがある。今島耕作は私と同じ76歳で社外取締役なんですが、副知事に燃えている。僕の早大時代は学生運動が盛んな頃だったんですが、マージャンと漫画で楽しくしてました。このようなイベントはビックリした。でも選んでいただいて光栄。微力ながらPRに頑張ります」と話した。
山口知事は「これから島さんに頑張ってもらう。『サガプライズ!』は、これで38弾。今回は非常にタイムリーな就任式になったと思う。今日は早稲田の聖地、佐賀の大隈重信さんの大隈記念講堂を使わせていただいてありがたいことです」とあいさつ。
この日から特設サイトで公開のオリジナル漫画「副知事 島耕作」について「すごくリアルに描かれている。佐賀が今、スポーツで目指そうとしている姿、県庁もそのまんま。乞うご期待です。島さんは時代に順応してしなやかに生きている。島さんが加わることで1000人。物語がオーバーラップして、人生の先に向かってわくわく感が止まらない」と話した。
スクリーンの島耕作は「私は早稲田の第一法学部を卒業して、初芝電産に就職して以来、幅広い分野で仕事をしてきました。山口佐賀県知事に副知事就任の依頼を受けて、大変ビックリしました。でも、人生100年時代、公務員として頑張ります。ここからは全力で取り組んで行きます。スポーツ、半導体などの振興に取り組んで行きたい」と話した。