歌手大橋純子(おおはし・じゅんこ)さんの通夜が15日、東京・港区の増上寺光摂殿で営まれた。がんで闘病中だったが、9日に73歳で死去。この日は親族や音楽関係者ら約200人が参列した。
祭壇は多くの花で飾られ、女性らしく柔らかで華やかさをイメージしたという。遺影には5、6年前に撮影した写真を使用。「今まで撮影をした中で最も良い表情だから」と親族らで選んだ。ひつぎには長年愛用したお気に入りのハットなどを入れた。戒名は「歌唱院妙詠純心清大姉(かしょういんみょうえいじゅんしんせいだいし)」。歌うことに最期までこだわった大橋さんの思いをくんだ。
歌手渡辺真知子(67)は「寂しいです。喪失感。小さな体ですごくエネルギーのある人でした。弱みは一切見せないで最後まで歌い続けようとしていた。また生まれ変わっても同じ歌い手になってお会いしたい」と何度も涙を拭った。
30年以上の付き合いという松崎しげる(73)も「明日、体はこの世から亡くなっちゃいますけど、歌とか楽曲はずっと残っていく。僕らが歌い継いでいきます」と話した。
告別式は16日午後1時から同所で執り行われる。