女優馬場ふみか(28)が17日、大阪市内で主演映画「コーポ・ア・コーポ」(仁同正明監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。
同名人気漫画の実写化。昭和レトロな雰囲気を醸し出す大阪の安アパートを舞台に、ゆるく連帯しながらひょうひょうと生きる訳あり住人たちの群像ライフストーリー。主人公のフリーター辰巳ユリを演じた馬場は「初日に大阪に来ることができて幸せ」と喜び、「どうしよもない人たちがいっぱい出てくるけど、でもなんだか愛せる、いとおしい。不思議な気持ちになる。不思議な時間が流れている映画です」と話した。撮影では早朝の大阪の街を「自転車をこいで、走った、走った」と振り返った。
コーポの住民ではないが、コーポをたびたび訪れ、アイドル的な存在の女子大生の高橋を演じた北村優衣(24)は「原作を読んだとき、高橋はアイドルのような存在だったので、どうにか、崩さないようにした。キラキラアイドルを意識しました」と話すと、馬場は「現場で初めて(北村と)会った瞬間に『うわー、アイドルが来た~』『スゴッ、まぶしい』と思った」と“アイドルオーラ”に圧倒されたことを明かした。
堺市出身の仁同監督は「撮影中も、いまもどんな映画なのか問い続けてきた。とらわれない生き方ということなんかな。世間体とか、もうちょっと収入が上がって安定したとか、隣の家がああしているからとか。うるさい世の中だけど、とらわれないで、自分らしい生き方でいい。生きるたくましさが存分に描かれている。説教くさくならない程度に感じ取ってもらえれば、すごくうれしい」と話した。