25歳団員転落死で揺れる宝塚歌劇団は17日、大阪・梅田芸術劇場で、花組全国ツアー「激情-ホセとカルメン-」「GRAND MIRAGE!」を開幕させた。
主演の花組スター永久輝せあは「私があこがれた宝塚がつまった作品。皆さまの心に届きますように…」と言うと、感極まったのか、声を震わせた。
この日は、舞台の安全確保のため、開演を30分遅らせてスタート。開演に先立ち、木場健之理事長が現況を謝罪。今ツアーには専科から凪七瑠海らも出演し、花組生を中心に35人が出演した。客席はほぼ満席だった。
「激情-」は、メリメ原作「カルメン」がモチーフ。19年になくなった柴田侑宏さんの脚本で、99年の宙組以降、再演が重ねられる名作。ショーは、岡田敬二氏の作・演出による「GRAND-」は、ロマンチック・レビューシリーズ22作目の「ネオ・ロマンチック・レビュー」。
宝塚伝統の作品に主演した永久輝は「この力強い作品に、身をおけることに心より感謝しています」「早く見て欲しいという一心で、私たちは稽古して参りました」とあいさつした。