黒柳徹子が涙ながらに映画「窓ぎわのトットちゃん」絶賛「お友達とかも当時のように描かれてた」

映画「窓ぎわのトットちゃん」の舞台あいさつで写真に納まる、後列左から時計回りに滝沢カレン、八鍬新之介監督、大野りりあな、黒柳徹子(撮影・丹羽敏通)

黒柳徹子(90)が18日、都内で行われた、アニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」(12月8日公開、八鍬新之介監督)完成披露舞台あいさつに登壇した。原作は、81年に出版されベストセラーとなった黒柳の自伝的代表作。八鍬監督からのオファーにより映画化が実現し、企画から公開まで7年かかったという。

黒柳は「見終わったときには涙が出た。いろいろなことが思い出されただけでなく、世の中や学校、お友達とかも当時のように描かれていた」と涙ながらに絶賛。オーディションでトットちゃん役に選ばれた大野りりあな(7)は「トットちゃんも新しい環境の中で頑張って、それが今の徹子さんになっているんだと思って、勇気をもらいました」とハキハキと語り、黒柳は「本当にしっかりしててビックリ」と目を丸くした。

主題歌「あのね」を担当したシンガー・ソングライターあいみょん(28)は、「徹子さんご本人から指名を頂けたことは、私の確かな自信になりますし、この経験が私を励まし救ってくれます。映画と徹子さんの思いが世界中に届きますように」などとつづった手紙を寄せた。手紙を代読した黒柳は、同曲について「とっても良い音楽だとつくづく思います。覚えて歌ってみようとしたんですけど、難しかったです」とほほ笑んだ。

滝沢カレン(31)も出席し、役所広司(67)、杏(37)らもビデオメッセージで登場した。【玉利朱音】

◆「窓ぎわのトットちゃん」 第2次世界大戦終戦前の激動の時代を背景に、黒柳が自らの幼少期を描いた物語。小学1年生のトットちゃんは落ち着きがないことを理由に小学校を退学になり、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校。当時は珍しい子どもの自主性を重んじる教育を掲げた同校での、恩師の小林先生や友人たちとの交流を描いた。国内の累計発行部数は800万部超。英語、フランス語、中国語、ヘブライ語など20以上の言語で翻訳され、全世界累計発行部数も2500万部を超えた。