作家の乙武洋匡氏(47)が20日、X(旧ツイッター)を更新。プロフィギュアスケーター羽生結弦さん(28)の離婚をめぐり、“有名税”に対する自身の考えを示した。
乙武氏は、「著名人がプライベートまで追いかけ回されることに対しては、必ず『有名税だ』という声が上がります」と書き出し、「その表現を用いることで正当性を生もうとしているのでしょうが、むしろ的外れな意見となってしまっています」と指摘。「もしも税で例えるなら、税に関しては『代表なくして課税なし』という言葉があります。私たち国民はその代表を選び、選ばれた人たちによって税率などを決めているように、税と名乗るからには税を払う側の同意が必要であるはずだし、少なくとも話し合いの場が持たれるべきなのです」と説明した。
その上で、「しかし、『有名税』にはまるで合意がありません。プライベートを詮索される側の意思や同意がないまま執拗に追い回されるのなら、それはとても『税』と表現できるものではなく、ただの搾取であり、強奪です」と、“有名税”の問題点を解説。「みなさんも自分たちの意見が反映されないままに税金が上げられることには強い憤りを感じているはずです」と、“増税メガネ”政権に対する国民の不満を推し量りつつ、「著名人のプライベートを追い回すことは、とても『有名税』という言葉で正当化されるべきものではない。今回の羽生結弦さんに関する報道に触れ、あらためてその思いを強くしました」とつづった。
羽生さんは17日深夜にSNSを更新し、離婚を発表。誹謗(ひぼう)中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道を受けている現状をつづった上で「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」と記した。