宝塚歌劇団の25歳宙組団員が9月に転落死した問題で、同劇団側と遺族側が面会していたことが、25日までに分かった。面会は24日に大阪市内で行われたとみられる。
劇団によると、劇団側からは「しかるべき立場の者」が出席したといい、意見をかわした内容など、詳細については「お答えを控えさせていただきます」とした。
劇団では、9月30日に、団員が兵庫県宝塚市内の自宅マンション敷地内で倒れているところを発見され、死亡が確認された。宝塚署は自殺の可能性があるとみて調べていた。
この問題をめぐっては、遺族側代理人が「過労死ライン」を大幅に超える長時間労働やパワハラがあったと主張。劇団側は、長時間労働については認め、安全配慮義務を果たせなかったと謝罪したが、パワハラなどは「確認できなかった」としていた。
これを受けて、遺族側は、月277時間の「時間外労働」や、複数の上級生によるパワハラがあったとあらためて主張し、謝罪と補償を求めている。
遺族側は27日にも、劇団との協議内容を公表する方針で、劇団側も把握しているという。今後も「これまで通り真摯(しんし)に対応していく」姿勢に変わりはないものの、現時点での対応は未定とした。