宙組の東京宝塚劇場公演、24日千秋楽まで全日程中止 異例の組替え中止「近年では記憶にない」

東京宝塚劇場

宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は5日、9月30日に転落死した25歳団員が所属していた宙組の東京宝塚劇場公演について、24日の千秋楽まで全日程を中止すると発表した。

同公演は、兵庫・宝塚大劇場で9月29日に開幕したが、団員が死亡した翌日の10月1日以降、上演を見合わせ、宝塚大劇場公演の全日程が中止に。続く東京宝塚劇場公演も、初日予定だった11月25日から、今月14日までの開催を取りやめており、今回、残る東京公演もすべて中止となった。

劇団では現在、団員の心身ケア、組織風土改革のためのヒアリングを重ねているといい、「生徒1人1人が安心して舞台に立てるのを第一にしている。宙組に関しては公演に向けた準備に入ることができていない」と説明した。

劇団は、公式ホームページも更新し「宙組東京宝塚劇場公演の全日程が中止となり、お客さまには大変ご迷惑をおかけすることになりましたこと、心よりおわび申し上げます」とした。

また、宙組の東京公演全日程中止にともなって、同千秋楽翌日の25日付で月組へ移る予定だった天彩峰里と、来年2月1日付で月組から異動予定だったきよら羽龍の組替えも取りやめた。異例の組替え中止について、劇団は「近年では記憶にない」対応だとした。