小日向文世「年取って角が丸くなり一緒にいるだけで楽しい」 いぶし銀俳優5人の舞台が7日初日

舞台「海をゆく者」の初日前会見に出席した、左から大谷亮介、平田満、小日向文世、高橋克実、浅野和之

俳優小日向文世(69)高橋克実(62)浅野和之(69)大谷亮介(69)平田満(70)が6日、東京・渋谷PARCO劇場で、舞台「海をゆく者」(7~27日、同劇場)の初日前会見を行った。

09年に初演、14年に再演された作品で、クリスマスイブの夜に集まった5人の男が繰り広げるダークコメディー。

小日向は「初演、再演との違いは、年を取ったことです。体力は落ちてます。稽古終わったあと、みんなどっと疲れてます。物覚えも悪くなりました。でも年を取って角が取れて丸くなって、一緒にいるだけでその時間がたのしいなと思う」と話した。

最年少の高橋は「にかく若手扱いです。自分が60(歳)超えてるように感じない現場です。初演も再演も拝見していますが、見ているのとやるのでは大違い。ここまで来たら逃げ出すわけにいかない」と語った。

高橋をのぞく4人が70歳前後だが、平田は「70歳は売り物になりません」と気を引き締めた。それでも「多分、僕らにとっては最後の『海をゆく者』なのでお見逃しのないように」と呼びかけた。

浅野は「何十回初日を迎えても同じで、緊張が高まっております。大千秋楽まで完走したい」、大谷は「12月は東京で、1月は地方を回ります。健康に留意して、心に残るような、思い出になるような芝居になれば」とした。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズとして上演される。新潟、愛知、岡山、福岡、広島、大阪公演も。