「トキコイ」監査員役の津田寛治“レトロな未来”感に感動「役者って美術さんに影響されます」

「時をかけるな、恋人たち」に出演する津田寛治、吉岡里帆(C)カンテレ

主演吉岡里帆(30)、恋の相手役を永山瑛太(40)が務めるカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11時)の第10話が12日に放送される。

吉岡は主人公の常盤廻(ときわ・めぐ)を、永山は恋の相手役・井浦翔(いうら・かける)を演じる。

先週放送の第9話では、廻と翔の逃避行がタイムパトロール隊長にまでバレるも、廻の上司が未来の時間犯罪者と手を組んで金もうけをしているのを暴き、さらに、その時間犯罪者がパトロール隊のメンバー・八丁堀だったことも突き止めた2人。

第10話では、仲間が罪を犯したことにショックを受けるパトロール隊メンバーの前で、八丁堀は自らの背信行為をわびた。しかし、事態はそれだけにとどまらず、八丁堀が、自然食品の密輸をしていた時空犯罪団をほう助していたことも判明。そのせいで、廻が広告ビジュアルを手がけていた新商品“ゆずこしょうキャラメル”のユズの価格が高騰し、肝心のユズが使えなくなるピンチに。廻は、つじつまを合わせて仕事をまっとうしたいと過去への違法トラベルを試みようとするも、未来から本部の監査員がやって来ることもあり、これ以上違法トラベルをするのは良くないと止められてしまう。

廻が過去に行けば、2人は間違いなく記憶を消され、今度こそ会うことは許されない-それだけは何としても阻止したい翔も、廻を必死で止めるが、廻は「私たちだけが幸せになっても、意味ないから」とタイムボードで過去に消えてしまう。過去に戻った廻は、仕事以外にも次々とつじつま合わせをしていく。

10話から登場、未来からやってくる監査員を演じる津田寛治は「実際には存在しない架空の職業ですので、まずは台本を読んでみないとつかめないなと思って、1話から全部読みました。ドラマに出てくるのは後半だけなんですけどね(笑い)。でも本当に面白くて、夢中になって全部読んでしまいました。上田誠さんが脚本の作品は、同じタイムトラベルものでも全部カラーが違って、つくづくタイムトラベルの達人なんだなと。職人のように、いろんな思いが観客の心に届く作品が書ける方だと思いました。決して、文系的な物語を作る才能だけじゃなくて、理系の計算もしっかりできてないと成立しない物語なので、素晴らしいなと感動しました」とコメントした。

そして「実際に演じさせていただいて、まずセットに入ってみたら、美術さんの作り込みが素晴らしくて、いわゆる普通の未来のセットじゃなく、どこか懐かしい匂いがする。“昭和の匂いがする未来”っていうんですかね。見たことのないような未来の基地がちゃんと作られているのに感動して。衣装も“リアルな未来”というよりかは“レトロな未来”で、『こうきたか!』っていう感じがありました。その中で、自分が事前に考えてきた監査員とは、どんどん変わっていって、あっという間に自分が思っていたものは全部捨て去ってしまって、違う監査員になりました(笑い)。やっぱり役者って美術さんに影響されますね。用意されている服や小道具、セットを見ると、家で考えてきたことが全部変わってしまうみたいな。よくあるんですけど、今回もまさにそんな感じでしたね」と笑顔だった。

さらに「監査員の目線で、たった1組のカップルの色恋沙汰で全世界を危険にさらすわけにはいかない!という思いで演じていました」と語った。そして「最終回まで見ていただいた後、必ず皆さんは、またもう1回、1話から見たくなると思うんですよ。いろんなところに伏線が張られていて、本当にクレバーな物語になっていますので、ぜひ最後までご覧になった後も、また見直していただくことを強くお勧めします!」とメッセージを寄せた。