演歌歌手小林幸子(70)が15日、東京・荒川区の子ども食堂「サザンクロス」を訪れて、お米150キログラムを寄付した。
「子どもは国の宝。子どもがおなかいっぱいになって、笑顔で元気な声を聞けるように何かお手伝いをしたかった」。
米は小林の出身地・新潟産のコシヒカリ。長岡市山古志地域(旧山古志村)で地元の小学生らと一緒にボランティアで作っている“幸子米”などをあてた。「サザンクロス」ともう1カ所の子ども食堂に150キロずつ、計300キロを贈った。
この日は、8人の子どもたちとおにぎり作りに挑戦。笑顔で何個も作り「頑張って作ろうね」。子どもたちが食べる様子を見守りながら「本当に楽しかった。勉強になりました」と振り返った。「これから『子ども食堂』のことをどんどん広めていきます。コンサート行ったりなんかする時にも必ず話をするとか、YouTubeで話をするとか」と誓った。
07年に新潟県米親善大使、11年には農林水産省から「お米大使」に任命されるなど、小林はこれまで米をPRする最前線に立ってきた。今回はそのライフワークに「子ども食堂支援」という新たな1ページを刻んだ。
◆子ども食堂「サザンクロス」 「子ども食堂」とは地域住民や自治体が無料・低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティーのこと。「サザンクロス」は、南谷素子さんが18年9月に創設。子ども家庭支援センターから紹介された母子を支援している。NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の調査によると、22年度は全国に7363カ所ある。