市川團子 ヤマトタケル役で「じいじ」の思い継承 「どこのセリフを切り取っても祖父が浮かぶ」

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」取材会で。左から、市川團子、中村隼人、中村米吉

歌舞伎俳優中村隼人(30)、市川團子(19)、中村米吉(30)が18日、都内で行われたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(来年2月から、新橋演舞場)取材会に登壇した。

9月に83歳で亡くなった市川猿翁さんが86年に初演し、スーパー歌舞伎という新たなジャンルを打ち立てた大ヒット演目。猿翁さんの孫で、隼人とともにヤマトタケルを演じる團子は「まさか自分がこの役をさせていただくとは」。ヤマトタケル役について「私は祖父の人生であると考えていて、どこのセリフを切り取っても祖父が浮かぶ」と話した。

会見では、興奮のあまり「じいじ」と呼び、あわてて「あ、すみません。祖父に」と言い直して笑いを誘った。「私が歌舞伎を好きになった理由は、やはり祖父が本当に大きい」。見せ場である宙乗りについて「子どもの時から一番あこがれているシーンですし、そこにかける思いというのは本当に大きいものがあります。祖父の雰囲気というものを大切にしながらしっかり勤めたい」と話した。