お笑い芸人の安井政史(41)が20日、大阪市の吉本興業本社で行われた間寛平GM(74)の「第二十三回 吉本新喜劇GM月例会見」に出席。九州新喜劇の座長候補に意欲を見せた。
寛平GMは会見で、24年は九州新喜劇を盛り上げていく意向を示した。九州新喜劇は17年12月に旗揚げ。寿一実さんが初代座長を務めたが、今年5月に死去した。来年、再始動を図るにあたって、吉本新喜劇の経歴がある安井に白羽の矢が立った。
寛平GMは座長襲名の条件として、福岡市にある「よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場」(501席)を3日間連続で満席にしたら認めると明言。安井は「大阪は師匠だったり、歴史ある建物でもあるからお客さんが集まる。九州にはそうした文化がないので大変ですが、新喜劇の皆さんのお力を借りて頑張りたい」と意気込んだ。
安井は吉本総合芸能学院(NSC)25期生で、07年に吉本新喜劇に入団した。座長候補の1人だったが、16年の熊本大震災を受け故郷熊本での活動を決意。同年6月の「安井まさじの新喜劇ありがとうございました!!熊本でがんばります」公演をもって新喜劇を卒業。熊本県住みます芸人として、熊本を拠点に活動してきた。
会見のMCを務めた酒井藍座長とは新喜劇で切磋琢磨(せっさたくま)し合った仲。体を“お触り”されまくり、「イヤ~ん」「バカ~ん」とギャグを連発。笑いを誘った。
また、新喜劇に入団する前は、お笑いコンビ「銀シャリ」橋本直とコンビを組んでいた。橋本とはまだ連絡は取っていないというが、数年前に熊本で会った際、「大きなってくれ。元相方が大きなってくれたら、俺も違う笑いが取れるようになる」と声をかけられていたという。
目指す座長は故岡八朗さん。「おこがましいですが、芝居をやりながら、かわいらしさで笑いを取る感じが好き。哀愁もあるし笑える」。
九州新喜劇は来年3月17日に「再始動!九州新喜劇~芸歴20周年安井政史の挑戦」(熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール)と題し、再始動する。安井は「九州の芸人たちとともに、寛平師匠、寿さんら新喜劇の諸先輩方から教わったことを大事にしながら、九州を新喜劇で笑顔にして行けたら」と語った。