玉川徹氏、ダイハツ不正の背景に人件費削減「ダイハツだけじゃない」と日本企業の失敗指摘

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。自動車メーカー、ダイハツ工業の不正問題についてコメントした。

玉川氏は、近年自動車メーカーや電機メーカーで多く不正問題が発生していることについて「共通の部分があるのではと思わざるを得ない」と指摘。ダイハツ第三者委員会の報告書では、タイトな開発スケジュールにより現場担当者が過度なプレッシャーにさらされていたことなどが明らかになり「『何とか力技で』とか『むちゃくちゃな日程』とか『人員削減が進む中で管理職が多くの担当を兼ねていた』と。全部人件費の削減から来ている部分が大きい」とし、「ダイハツに限らず日本の大手メーカーがやってきたこと。この30年間、人件費をどう削るか。だから賃金は上がらないし、非正規雇用が増えていった。その現れですよね」と語った。

また日本のメーカーについて「この30年、いい意味で言えば『より良いものをより安く』と作ってきたけど、海外ではとっくの昔に『より良いものをより高く』という方向に変えている。日本の経営者はそこにずっと行ってない」。人件費を削ってもの作りをし続けてきた弊害とし「そのツケが今こんな形で出ているんじゃないかという気がする」と推察した。

そして「ダイハツだけじゃない。この30年間、大手メーカーの経営の失敗。まさに経営者の責任だと思う」と述べた。