三宅健「滝沢派手なの好きだなぁ」平野紫耀「研ぎ澄まされたものを」TOBE集合ドームへ意欲

「to HEROes~TOBE 1st Super Live~」に出演するTOBE所属タレントたち(C)TOBE Co.,Ltd.

滝沢秀明氏(41)が代表取締役を務める芸能事務所TOBEが、三宅健(44)、北山宏光(38)、Number_iの平野紫耀(26)神宮寺勇太(26)岸優太(28)ら全所属タレントがそろった初の取材会を行った。全タレントで出演する初のコンサートとなる東京ドーム公演「to HEROes~TOBE 1st Super Live~」(24年3月14日~17日)に向けての意気込みなどを語り合った。また滝沢氏は、古巣の旧ジャニーズ事務所について初めて言及した。【玉利朱音】

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全タレント13人がずらりと並ぶと、自然と引き締まった空気感が漂った。TOBE一丸となって挑む初ライブの開催地は、各メンバーが前事務所所属時代にも立った聖地「東京ドーム」。4日間で計22万人の動員を見込んでいるという。所属タレント最年長で、滝沢氏との付き合いも長い三宅は「滝沢派手なの好きだなぁって」とにっこり。「やっぱりTOBEとして一発目のコンサートになるから。そこは彼としてはガツンと全員で盛大にやりたかった、そういう感じだと思いますね」と話した。

北山にとっての東京ドームは「アーティスト誰もが目指す場所でもあり、怖くて口に出せない場所でもある」。同所でのライブは「かなりの挑戦」だといい、「以前グループでは立ったことがあるけど、それが1人になった時に自由度が高い分やはり責任がある。お客さんを引っ張っていくというのもそうですし」。神宮寺も「特別な場所だからこそ難しい。たくさんのお客さんがいる中で一番奥の席の方にも『楽しかった』って帰ってもらいたい」と口にした。

ライブの演出や具体的な内容についてはまだ明らかにされていない。見所を聞かれた岸は「もう全部見てほしい。今は企業秘密なのでちょっとそんなに(言えない)…」と面白おかしく濁し、「でも、ドームなのでそこはめでたく、肌荒れとかはしっかり気をつけたい」と独特な発言で場の空気を和ませた。

同事務所は今年の3月に設立が発表された。旧ジャニーズ事務所を退所したタレントらが続々と加入し、現在はオーディションで選ばれた練習生も25人ほど抱えているという。着々と体制を整える滝沢氏の手腕に、三宅も「スピード感があって、すごく今の時代に合っている人」と絶賛。平野は「滝沢くんはすごく器が大きくておとこ気のある方。僕たちが本当にやりたいことを言って、具現化させてくれる。より研ぎ澄まされたものをやれているような感じがします」と充実ぶりをのぞかせた。いきなりの大規模ライブについても「ファンのみなさんに会うことができる場ができたというのがすごくうれしい」と喜びをあらわに。「やっぱりライブがいかにすてきな、お互いの意思を確かめ合える場所かというのが分かっているので」と、ファンとの再会を心待ちにした。

それぞれの覚悟を胸に、新たな夢へと大きく踏み出す特別なライブになる。

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IMP.(アイエムピー)は、旧ジャニーズ事務所でJr.内グループとして活動後、TOBEに加入し今年8月に世界デビューを果たした。リーダー影山拓也(26)は「この短期間でメンバーそれぞれ十何年と夢に見てきたことがすごく凝縮された」と喜び、佐藤新(23)は「自分たちは恵まれているんだなと思った1年」。ソロで活動する大東立樹(19)は「ライブまでに少しでも東京ドームに似合う男に成長したい」。