米映画「ワイルド・スピード」シリーズで知られる俳優ヴィン・ディーゼル(56)が、元アシスタントから性的暴行を受けたとして訴えられたことが分かった。
米ピープル誌によると、ディーゼルのアシスタントを務めていたアスタ・ジョナソンさんが2010年に米ジョージア州アトランタに滞在中にホテルの部屋でディーゼルからベッドに押し倒されて体を触られた上、自慰行為をされたと主張し、20日に訴えを起こしたという。11年公開の映画「ワイルド・スピード MEGA MAX」の撮影中の出来事だったという。暴行を受けた直後に用済みになって解雇されたと主張し、「性的欲求を満たすために利用し、抵抗したのでゴミのように捨てられたと感じた」と訴状で述べている。
性的暴行のほか不当解雇や性別に基づく差別、敵対的な労働環境、精神的苦痛などでディーゼルだけでなく、ディーゼルの妹でプロデューサーのサマンサ・ヴィンセントさんと制作会社に対しても損害賠償を求めている。ディーゼルの弁護士は、9日勤務した女性による13年以上前の主張について初めて聞いたと話し、とっぴな話を完全否定する明確な証拠があると暴行を否定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)