元衆院、参院両方の議員経験があり、自民党二階派に所属していた佐藤ゆかり氏(62)が24日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にゲスト出演した。
佐藤氏は今年7月で政界を引退。捜査が拡大する自民党派閥の裏金疑惑について「政治家同士は基本的に、資金繰りの問題は一切言葉に出さない。本当にお互い何をしているのか分からない。こういったことが派閥の中で起きているとは一切知りませんでした。驚いてます」と語った。
議員の懐事情も語り「国会議員の活動というのは明らかにお金が足りません。秘書の給与を払うと月末に手元に残るのが5万という新人もいる。それでどうやって家族を養うか」。国庫から交付される政党交付金ではまかなえず「政治活動全体でかかる資金は年間6000万円。圧倒的に足りない。パーティーをやらないとやっていけないです」と語った。
フリーアナウンサー安藤優子から「パーティーをしないと政治家としてまっとうな活動ができないというのは、どうしても本末転倒に見える」と言われると、「おっしゃる通りで。国会議員でパーティーを好きこのんでやる人は1人もいないと思う」と苦笑い。パーティー券をさばく苦労も語り「うちの事務所はギリギリの時が多かった。キックバックもがあったのも1、2回程度だと思う」と振り返った。
自身は10年の参院比例区で当選後、14年の衆院選では大阪11区に鞍替えして当選。鞍替えの理由の1つに「パーティーをさばかなきゃいけない数の多さがあった」と明かし、「全国3つの都道府県連まで所属できるので、県連のパーティーを3回やらなきゃいけない。それに派閥のパーティー、自分のパーティー2、3回。何のために政治家になってる訳が分からない。パーティーのためになってるんじゃないかと。それが嫌で参議院を辞職しました」と語った。