藤原紀香、名作「カルメン故郷に帰る」初舞台化で主演「自身もワクワク」日本初の国産カラー映画

舞台「カルメン故郷に帰る」に主演する藤原紀香

女優藤原紀香(52)が、24年8月に東京・新橋演舞場で、舞台「カルメン故郷に帰る」に主演することが24日、分かった。

原作は日本初の国産カラー映画として知られる映画史にとっての記念碑的作品。初めての舞台化となる。9月には大阪松竹座、名古屋・御園座などでも上演される。

映画は木下惠介監督がメガホンを取り、高峰秀子さん主演で1951年(昭26)に公開された。「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾歳月」などで知られる名コンビが初めてタッグを組んだ作品。ストリッパーとして身を立てる女性の前向きさと明るさ、故郷の人々の心を動かす様子が、生き生きと描かれている。国産フィルムを使っているため、初の国産カラー映画と言われる。

主人公のリリィ・カルメンことおきんを演じる藤原は「日本映画史に残る名作を次々と発表された木下惠介監督の、日本初のカラー劇映画の初舞台化ということで自身もワクワクしております」と期待している。

また、映画では長野県だったカルメンの故郷が、舞台版では和歌山になる。両親の故郷が和歌山である藤原は「舞台を私の第2の故郷である和歌山に移し、関西弁でのお芝居になると聞いています。にぎやかで笑いあり涙ありの舞台に仕上がると思いますので、たくさんのお客さまに楽しんでいただけたら幸せです」と話し、「私カルメンは劇場で皆さまをお待ちしております」と呼びかけている。

演出は俳優、演出家の錦織一清で、藤原が昨年久本雅美とダブル主演した舞台「毒薬と老嬢」も手がけた。脚本は羽原大介氏。

藤原は今年は映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」で片岡愛之助と夫婦初共演、来年2月からは舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」でトリプル主演するなど、活躍、話題作が続いている。

◆舞台「カルメン故郷に帰る」 故郷を離れ、東京でストリッパーとして身を立てるリリィ・カルメンことおきん。劇場改築のため1週間の休みをもらい、仲間を連れて和歌山の実家に里帰りをすることになった。派手で奇抜な姿とその立ち振る舞いに、両親をはじめ、村の人々は戸惑う。そんな中、村一番の大金持ちがおきんたちを利用して、ショーをすることになる-。