中江有里50歳生誕ライブで新曲「ともしびの種」披露 伊集院静さんから「書かなきゃダメだよ」

バースデイライブを開いた中江有里

歌手、女優で作家の中江有里が、50歳の誕生日の26日、東京・六本木クラップスでバースデイライブを開いた。

今月6日に配信リリースした新曲「ともしびの種」など全13曲を熱唱した。

オープニングで91年の飛鳥涼作詞・作曲のデビュー曲「花をください」、92年の中島みゆき作詞・作曲の「風の姿」を続けて披露。「10代の時に歌っていた歌をウン十年たって歌えるって、なんとも言えない感慨深さです。この2曲の強さ。年齢を超えて歌える宝物を持っています」。この日、50歳の誕生日を迎えたことを「街のショーウインドーがクリスマスからお正月に変わる、忙しいこの時期によく母は私を産んだなと思います」と笑った。

今年は7月末に腎血管筋脂肪腫が破裂して手術を受けた。「病気の時は、ネットニュースになって、退院してからもお見舞いのメールをもらいました(笑い)。その時は、おなかが痛くて、死んじゃうんじゃないかと思いました。その自分を、もう1人の自分が見ている感じで『あれが最後のライブになるんだ』とか『洗濯物を干したまま』だとか思ってました」と振り返った。

先月に肝内胆管がんで73歳で亡くなった作家伊集院静氏とは、NHK「ブックレビュー」で共演した。「2017年に最後にあった時に『書いてる?』って聞かれました。そして『書かなきゃダメだよ。全部出し切って書くんだよ。次に取っておこうなんてダメだよ』と言われました。あの言葉を自分に言い聞かせています。私の中で伊集院さんの“遺言”になりました」と明かした。

アンコールでは新曲の「ともしびの種」を初披露。ハッピーバースデイの音楽とともにケーキをプレゼントされ「今日で半世紀になりました。『人生100年ど真ん中です』というメールをもらって、そうなんだと思いました。みなさんにとっていい年末を迎えられますように。そして良い年を」と締めくくった。