ディカプリオの名前も…19年性的人身売買で起訴、公判前自殺した米富豪の裁判資料が機密解除に

レオナルド・ディカプリオ(2019年8月撮影)

2019年に性的人身売買の罪で起訴され、公判前に拘置所で自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する過去の裁判資料が今月1日に機密解除になったことで、俳優レオナルド・ディカプリオ(49)や故マイケル・ジャクソンさんら多くの著名人の名前が含まれていることが明らかになり、衝撃が走っている。

2015年に米国人女性が、エプスタイン元被告の元恋人で、長年の共犯者だったギレーヌ・マクスウェル被告に対して起こした民事訴訟の一環で機密が解除されたもので、トランプ元大統領やクリントン元大統領ら政治家からハリウッドセレブまで多くの著名人が元被告と交友があったことが明らかになった。

名前が挙がった女優キャメロン・ディアス(51)の広報担当者は、「キャメロンは、ジェフリー・エプスタインと会ったことは1度もなく、同じ場所に居合わせたこともない」と声明を出し、裁判文書の内容にかかわらず面識はないと関係を否定している。ほかにも、女優ケイト・ブランシェットや俳優を引退したブルース・ウィリス氏らの名前も記されていることが伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)