豊田裕大(24)が出演するBS-TBS1月期ドラマ「夫婦の秘密」(木曜午後11時、TVerなどでも配信)が4日にスタートした。俳優デビューから3年。同作で3つの“初”に挑戦した。このほど日刊スポーツの取材に応じ、新年の飛躍とドラマの見どころを語った。
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臼田あさ美(39)演じる、花屋店主・穂花の夫の正道を演じる。初の夫役に「自分が夫として見えるのか不安だった」とするも、「現場で臼田さんと話す中で不安は解消されました。穂花が好きで支えたくて、愛を分け与えたいと思っている人物。そこを意識しました。臼田さんは人間の延長線上にある会話をされる方で本当にお芝居が楽しかった」と自信をのぞかせた。
涙するシーンも初だった。「ト書きに『正道泣く』とあったんです。俺泣くんだ…って。明確に『泣く』と書かれた作品にまだ出会っていなかったので、絶対泣けないと思いながら現場に臨んで。最後にはお互いがギリギリの状態で会話をしてる時に、ずーっと涙が止まらなくなりました。こんな体験が出来ることがうれしかった」。
キスシーンにも初挑戦。韓国ドラマで研究し、友人らから話も聞いたという。「韓ドラはドラマチックな場面が上手な印象があったので何度も見たんですけど…現場ではテンパって考えていたものが壊れちゃいました。結果、あまり考えずに挑んで良かったです。心地よく出来ました」。
メンズノンノ専属モデルだった豊田は俳優デビューから3年。「最初は現場の振る舞いもセリフの覚え方も大変だった」と振り返る。昨年出演した日本テレビ系ドラマ「それってパクリじゃないですか?」の中島悟監督との出会いが変化につながったという。
「楽しみたい気持ちが強くなって、考え込む事も大事だけど、そうではない方法や模索の仕方があると思いました。モデルは瞬間を切り取る作業で、焦点を合わせて取れた時の喜び、服を身にまとうのも好き。逆に芝居の仕事は皆が考えた事を持ち寄って、さらに新たなものが生まれることが面白い。モデルとは違って、違う人をやろうとしていると思えるんです」。
同作には同世代の俳優も多数参加。「同世代でアイデアを出しながら良い作品を作る姿勢に刺激を受けました」。憧れの先輩は役所広司(68)や、共演した際に「似ている」と話題になった所属事務所の先輩、菅田将暉(30)だ。「皆さんそれぞれの良さを受け継ぎたい。そして“豊田裕大”というオリジナルさも欲しいと思っています」。
今後は「殺し屋を追いかけた作品、海外作品で言うマフィアを演じたい」意気込む。2024年の目標は「もっと楽しむ」と即答。「2023年が『楽しむ』だったので、バージョンアップして、吸収してもっと楽しみたい。そして、事務所やメンズノンノなどお世話になった方に仕事で良い結果を見せたい」と飛躍を誓った。【加藤理沙】
◆豊田裕大(とよだ・ゆうだい)1999年(平11)4月10日、神奈川県生まれ。19年よりメンズノンノ専属モデルに就任。テレビ東京「じゃない方の彼女」テレビ朝日「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」、映画「レッドブリッジ」「銀河鉄道の父」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-」「法廷遊戯」など出演。身長179センチ。血液型A。