演歌歌手松前ひろ子(73)が16日、東京・港区のライブレストラン青山で、新曲「おんなの恋路」の発売記念イベントを行った。
今年9月1日に迎える55周年の記念曲第1弾。正式な夫婦でなくても、恋した男性と一緒に生きたいと願う女性の思いを艶っぽく表現している。
「69年9月1日に『さいはての恋』でデビューをしたので、本当は9月1日が55周年の記念日。でも、一足早く動き始めました」。新年からエンジン全開でスタートした理由を笑顔で明かし、「いつも全力投球の私ですが、この曲ももちろん全力投球。初めての女性コーラスも入っていて、マイナーなのにメジャーに聞こえるメロディーも魅力です」とアピールした。
昨年7月に腰椎すべり症の手術を受けて約1カ月入院した。現在も週3回のリハビリとプールでの訓練を続けている。「足の指に力が入らない。思うように動けなくて、時には悲しくて泣く時もあります」と言いながらも前向きに笑顔を絶やさない。
弟子の三山ひろし(43)が10日に発売した新曲「恋…情念」が好調で「いろいろなランキングで1位を総なめしている。2人とも『情念』の歌なのでうれしさ2倍です」と師匠の顔ものぞかせた。
最近は八代亜紀さん、冠二郎さん、小金沢昇司さんら演歌歌手仲間の訃報が相次いでいる。「八代さんの訃報を知った時、三山は翌日に歌番組の収録で一緒に歌う予定だったんです。とてもショックを受けています」としのんだ。
「夫婦草」「祝いしぐれ」などが10万超のヒットで「めおと演歌の女王」と呼ばれる松前の勝負曲。「1人でも多くの人に届けたい」と意気込んでいる。