フリーアナウンサー古舘伊知郎(68)が16日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ダウンタウン松本人志(60)の一連の疑惑報道など、芸人の女性スキャンダルに対する世論の移り変わりなどについて持論を語った。
古舘氏は「松本人志さんの『性加害疑惑』を通して古舘が感じたこと。」と題した動画をアップ。
今回の松本や、過去に不倫を報じられたアンジャッシュ渡部建らに対する世論や番組スポンサーらの反応などについて解説する中で、「本当に時代は大きく変わったと遅まきながら思う」とし、その思いを説明する例として昨年SNS上で話題になった“割り勘”論争をあげた。
「なんで割り勘問題が浮上するかと言えば、時代は大きく潮目が変わって『女は男の所有物じゃないんだ。当たり前だ』と。『女性はしっかりと自立してるんだ、自立しつつあるんだ』というときに同等の男と女が食事をする場面において、割り勘にするのが当たり前ですよね? なんで男が女におごってみせなきゃいけないんだ。なんでわざわざ男に合わせておごられて、ごちそうさまって女性が言わなきゃいけないんだ。対等な関係にあるわけですからね」と指摘。その上で、「そう考えたらこの割り勘問題の議論の根っこには、セックスをする場合において、致させていただいた男の言い訳として、性と金の交換をやっている。『だからこそ、まずはおごらなきゃ』っていうのがあるんじゃないですか」と持論を展開した。
昨今、芸人たちの過去の振る舞いが取り沙汰(ざた)されることが増え、「だから私のような昭和生まれの古い人間、『昭和の芸人魂だよ、コンチクショウ! 常識が無ぇからこちとら芸人やってんだ』みたいなことはもう時代の遺物です」と古舘氏。
「そういうことをやってものすごく面白く人を納得させてくれた立川談志さんだって、元気よく今の令和の時代を生きていたら、しゃべり口のタッチを変えてくると思いますよ、天才は」と、過激な言動で絶大な人気を集めた昭和と平成を代表する落語家の名を挙げ、「だからいつまでもひとつのことの芸人論に固執している時代じゃないんですよ。時代は、アイコンやスターは大谷翔平を求めているっていうことです。人格と才能を一致したものを求めるっていうことです」と話した。