ムロツヨシ(48)が29日、都内の普連土学園中学校・高等学校講堂で行われた主演映画「身代わり忠臣蔵」(河合勇人監督、2月9日公開)公開直前イベントで500人の女子中高生と台本なしでトークし、質問を受けた。ムロは、俳優になったきっかけは? と聞かれ、東京理科大を1年で辞めた自身の過去を明かした。
ムロは「神奈川県立鶴見高校を卒業して。私は、自由な校風に見事に乗っかって、勉強せずに高3を迎え全部、落ちました。大学に行きたいと思い、浪人生になって1年間、頑張って行けるところに行こうと思って、東京理科大に受かった」と浪人した末に東京理科大に進学したと明かした。 学生から歓声が上がると「私立…国公立じゃない。理系があるのでお金がかかる。私は学歴のために大学に行ったのに、周りに『この研究がしたくてこの大学に』『この会社に就職するのに、この学部が近いと思って』と、クラスの50人くらいの中で3人だけ、これがやりたくて、という人がいた」と入学当時を振り返った。その上で「(入学した)4月下旬にそれを聞いた時、こいつらの方が格好いいと思い、次の日から何をしたいか考えた」と、学ぶ目的を持って入学した同級生に触発されたと振り返った。
その上で「深津絵里さんの大ファンで、生で見られるからとミーハーな気持ちで舞台に行って、客席でお芝居する人を見て見て、僕もあっち側に行きたいと思った」と、深津絵里(51)の舞台を見たことが俳優人生を決定付けたと断言。「自分から舞台上に行く意思を示さないと、と思い、いろいろなものを調べた。育ててくれた方…親には申し訳ないけれど、そこから大学に行かなくなった。役者になるためには、学費がかかるものなので申し訳ないのと踏ん切りを付けるために、大学1年の6月に最初のテストを白紙で出すのを決め、除籍の書類だけもらって、役者の学校に行くためにバイトを始めた」と振り返った。
そして「絶対、まねしてはいけませんよ。大学に行かないで、迷惑をかけたなと思うんですが…大学に行きながら役者もできる世界。もし、やりたいことがあるなら大学に行ってもらいたい。私のきっかけはそうでした」と、女子中高生に進学の大切さは、きちんと示した。