松本人志「文春」裁判で和解提案の可能性、裁判所主導で証人尋問前後に 「ミヤネ屋」出演弁護士

日本テレビ本社

嵩原安三郎弁護士(53)が29日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)が、自身の2015年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じた「週刊文春」を発行する文藝春秋に対し、5億5000万円の損害賠償を請求したことについて触れた。

番組内では、裁判の流れをフリップで解説した。

(1)訴状提出(松本側)

(2)答弁書提出(文春側)

(3)口頭弁論、争点整理手続きなど

(4)証人尋問

(5)結審・判決

上記の流れで、第1回口頭弁論は2月末~3月頭の可能性、一審判決まで1年半程度としている。

嵩原弁護士は過去の事例から、裁判所の主導で証人尋問の前後で和解の提案が多いという。「裁判官としては、この件は別としても、和解を勧めます。判決というのは、白か黒なんですよ。損害賠償を認めるか、認めないか。間っていうのがあって、この記事のこの部分が不適切だったりとか、これは逆に松本さんが認めますとかっていう、中間の合意っていうのができる可能性がある。それを勧めるのが和解という手続き。この件が合うかどうかは別として、裁判官は進行に基づいて和解の提案はすると思う」と語った。

読売テレビの高岡達之特別解説委員は「これまでの流れを見てると、どちらも歩み寄る気配はない。片方が裁判所の提案に飲みましょう、でも相手側が条件を付けてくるとなると、裁判所としては和解を断念するという流れになるのでしょうか」と嵩原弁護士に質問した。

同弁護士は「裁判所は(和解を)これで受けなさい、ではなくて、裁判官としてはこう考えるんだけども、双方の意見はどう? と。調整していって、合意ができればと」と解説した。

報道をめぐっては、今月8日に吉本が「さまざまな記事と対峙(たいじ)して、裁判に注力したい」という松本の意向を受けて、松本の活動休止を発表していた。今後の裁判について代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とした。

一方、文春側は同社サイトで「週刊文春」編集部のコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」としている。