日本映画製作者連盟(映連)は30日、都内で2024年新年記者発表会を開いた。邦画、洋画を通じた興行収入(興収)トップは「THE FIRST SLAM DUNK」で158億7000万円。2位は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」で、興収140億2000万円で、3位は「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が138億8000万円で続いた。映連の島谷能成会長(東宝)は、興収100億円超えが3作品に上ったのが6回目で、全てをアニメが占めたのは史上初だと明らかにした。
「THE FIRST SLAM DUNK」製作・配給の東映・吉村文雄社長は「先生の映像化への情熱が1番の成功」と、原作者の井上雄彦監督(57)に感謝。「絵が動き出すような滑らかな動き、息遣い…あたかも試合を見ているような臨場感。奇跡的作品」と絶賛した。
国民的人気作ながら、96年3月にアニメの放送、同6月に原作の連載を終えており、吉村社長は「公開前は不安だった」という。それでも「公開後、ものすごい熱いメッセージを発信してくださった。作品の力を受け止めて、伝えてくれた」とファンの厚い支持をヒットの最大の要因に挙げた。