お笑いタレントのふかわりょう(49)は31日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演し、昨年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家芦原妃名子さんの訃報を受けて、沈痛な面持ちで思いをコメントした。
同番組では、芦原さんの訃報について特集。その中で著作権の1つ「著作者人格権」や「同一性保持権」について解説があり、「同一性保持権」については著作物のタイトルや内容を勝手に改変できない権利で、著作者のみに専属し譲渡できないこと、著作者の意に反した改編になった場合、権利侵害になるケースもあるなどの説明が行われた。
ふかわは「このようなたぐいまれなる才能、尊い命をこのような形でつぶしてしまうのは悲しい気持ちになる」とした上で「(先ほど)権利のこと(の説明)もありました。権利は守る上では大事な目線ではあると思いますが、芦原さんは権利を主張したかったのではなく、ご自身で伝えたいことがうまく伝わらない、自分が緻密に言葉をつづって表現した絵を、重ねて表現したことが、大事な肝の部分が伝わらないもどかしさ、くやしさ、そういうものがあったのではないか」と話した。
「(思いを)自分で抱えられなくてXで吐露したら、そのひとことが、ひとことでまたSNS上でファンの方や支えてくれている方の愛情が、だれかを攻撃する構図になってしまった。ささいなXでのひとことさえも自分の思いが伝わらない。自分が表現したことがいつもねじ曲げられて世に広がってしまう(という思いで)、世界と向き合うことが本当につらかったのではないかと思う」と私見を口にした。
「彼女の心境なんて本当は分からないので、語ってはいけないかもしれません」としながらも「ご自身が表現したことが曲げられて伝わるつらさ、すごく…。なので、彼女の多くの作品を、多くの人が楽しんで読む日が来たらいいなと思います」と話した。
芦原さんは29日に栃木県内で発見され、死亡が確認された。50歳だった。28日夜に知人から警視庁に行方不明届が出されていた。直前に、ドラマ内容についてスタッフと意見の食い違いなどがあったことを自身のSNSで明かしており、その後、当該文章などを削除。28日午後に「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿していた。
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