宝塚25歳宙組団員急死 遺族母・妹が劇団に心情訴える 遺族代理人明かす 劇団方針変更に評価

宝塚大劇場(2023年12月撮影)

昨年9月に宝塚歌劇団の25歳宙組団員が急死した問題で、遺族側の代理人弁護士が1日、劇団親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)、劇団側が「明確に従来の見解を変更した」と明かした。

同代理人は、今年1月24日に劇団側との第3回面談交渉を行った際に、劇団が従来の見解から変えて「遺族側の意見に相当程度配慮した内容が述べられた」とし、この点については「評価する」とした。

また、同日の面談には、遺族側の母、妹も加わり、「遺族としての心情、意見を直接、計約20分話した」ことも明らかにした。同時に、この背景には、劇団が昨年11月に外部弁護士による調査報告書を発表したが、その過程で「ヒアリングの場で数時間にわたり供述をしたが、その内容が報告書に反映されなかった」ためとの説明も加えた。

3回目の面談交渉は遺族側親族はその後退席し、双方代理人で「数時間にわたって行われた」という。

その中で、劇団側の見解の変更があり、遺族側もこれを評価し「合意による解決を実現したい」とした。

一方では「現時点においても、阪急・劇団側の見解と遺族側の見解には不一致点が相当程度存在」していると指摘。遺族側は「阪急・劇団の姿勢が従前より前進したものと受け止めているものの、阪急・劇団側がなお一層、遺族側の要請にこたえ、本件の解決の向けて誠実な対応を求める」とした。

第4回の面談交渉は2月末までに実施予定だという。