中村鴈治郎、片岡愛之助ら大阪松竹座の舞台で「福は~内~!」 鴈治郎「劇場に鬼いない」

舞台上から豆をまく(左から)尾上右近、中村鴈治郎、中村壱太郎

大阪国際文化芸術プロジェクト「立春歌舞伎特別公演」を上演中の大阪松竹座では3日、コロナ禍もあけて4年ぶりに、舞台上から「節分豆まき」が行われた。

同公演は前日2日に開幕。昼の部では、「源平布引滝」より「義賢最期」「竹生島遊覧」「実盛物語」を通しで上演しており、「実盛-」の終演後、中村鴈治郎、片岡愛之助、上村吉弥が、役の装いのまま舞台に登場した。

中村扇雀、中村壱太郎、尾上右近、中村虎之介、中村亀鶴は紋付姿で、「福は内」のかけ声を響かせた。

鴈治郎は「本日はご来場いただきありがとうございます。劇場に鬼はおりませんので、福は内のご唱和をお願いします」とあいさつしつつ、観客に呼びかけ。鳴り物にのって、舞台や花道から豆をまいた。

夜の部は、「新版色讀販 ちょいのせ」の終演後に、中村鴈治郎、片岡愛之助、中村壱太郎、尾上右近、中村亀鶴、上村吉弥が役の装いのまま舞台に。鴈治郎は「コロナ禍を経て、大阪松竹座も、そして歌舞伎座でも4年ぶりの節分豆まきの開催となります」と語りかけ、客席から拍手を浴びていた。

「立春歌舞伎特別公演」は、大阪松竹座で18日まで上演されている。