本田望結「ここからもう1回スタート」昨年芸歴16年目で念願の朝ドラ出演 女優業への思い語る

記者の質問に答える本田望結(23年12月撮影)

本田望結(19)の活躍が目覚ましい。23年にはNHK連続テレビ小説「らんまん」で神木隆之介と浜辺美波が演じた牧野夫妻の娘役を好演。子役から、一人の役者へ。女優業への思いを語った。

芸歴16年目で「念願だった」初の朝ドラ。出演は主演の神木隆之介(30)からのオファーで実現した。「はじめはウソだと思ったんです」。3歳で子役デビューしたが、共演のない同業者からのオファーは初。神木からは「大変なことが起きた時でも毎日一緒にいる家族を演じなきゃいけない。難しいけどそれが出来ると思った」と迎えられた。本田の初登場シーンは大地震が起き、一家が困難に見舞われるという場面。実生活でも家族仲の良い本田だけに、適任だ。「役目を果たせたのかな、と。『ここからもう1回スタートとするぞ』という気持ちになれました」と背筋を正した。

日常こそ芸の肥やし。「味わったことがお芝居に生きる。それが女優さんの使命」。昨年から始めた1人暮らしもその一環。「私生活で久しぶりに泣いたんです。ご飯を『おいしい』って言う相手もいない。でも、この演技じゃない涙はお芝居につながる。仕事に真剣に向き合って、それが誰かの明日も頑張ろうという気持ちにつながってくれたらいいな」。また一歩、人の心を動かす女優に近づいた。【望月千草】

◆本田望結(ほんだ・みゆ)2004年(平16)6月1日、京都府生まれ。10年、ピザハットのCMで芸能界デビュー。11年10月期の日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」でブレーク。同年のフジテレビ系「マルモのおきて」、12年のTBS系「コドモ警察」などにも出演。今秋には主演映画「カーリングの神様」(本木克英監督)が公開予定。妹の本田紗来はタレント。姉の本田真凜さん、兄の太一さんはフィギュアスケーター。