俳優哀川翔(62)と原田龍二(53)が10日、公開中の主演映画「一月の声に歓びを刻め」(三島有紀子監督)の舞台あいさつに出席した。
北海道、八丈島、大阪を舞台に三島監督が、6歳の時に受けた被害を元に性暴力にあった被害者が心の傷をかけながら生きて行く様を描く。
哀川が演じるのは八丈島に住む牛飼いで、男手ひとつで育てた娘が妊娠して帰省し戸惑う父親。「八丈島の親善大使。よく行くので、なんとなく地元感が出ているのかな。罪の意識を描いている作品で、罪の意識を感じた時の命の尊さ、生き方というものをすごく感じた作品です」と話した。
哀川の弟分役の原田は、客席を見回して「どういう方が見に来るのかなと思っていたけど、真面目そうな方が多い。こういう方に見てほしいと思っていました」。そして、八丈島での撮影中の過ごし方について「温泉に入ってました。八丈島の温泉大使をやってまして。7カ所あります」とPRした。
さらに原田が「牛がたくさんいたんですが、翔さんが太鼓をたたくと集まってくる。不思議な瞬間でした。翔さんが太鼓をたたくのは、あの時以来かな」と話すと、哀川は「太鼓をたたいたのは一世風靡セピア以来」と1980年代半ばににブームを起こした路上パフォーマンス集団以来、40年ぶりであることを明かした。
哀川の娘役の松本妃代(28)は「私は八丈島は初めてだったんですけど、おふたりが“島の人”だったので、お芝居をやりやすかった」と話した。