直木賞作家今村翔吾が司馬遼太郎氏「菜の花忌」でパネリスト「憧れの司馬先生にかかわれて光栄」

「第27回 菜の花忌」のシンポジウムにパネリストとして出席した今村翔吾

直木賞作家今村翔吾氏(39)が12日、東京・文京シビックホールで行われた「第27回 菜の花忌」にシンポジウムのパネリストとして出席した。

「菜の花忌」とはタンポポ、菜の花といった黄色い花を愛し、「坂の上の雲」や「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」といった歴史小説に新風を送りこんだ直木賞作家司馬遼太郎さんの命日。

直木賞の後輩の今村さんは第2部の「『街道をゆく』ー過去から未来へ」に、国際日本文化研究センター磯田道史教授(53)、エッセイスト岸本葉子さん(62)とともに登壇した。

滋賀県大津市在住の今村さんは、司馬さんの紀行文集「街道をゆく」の旅が、地元を描いた「湖西のみち」から始まったこともあり思い入れも深く、1320人の聴衆を前に熱弁をふるった。

大役を終えた今村さんは「僕が子どもの時に読んでいた憧れの司馬遼太郎先生の『菜の花忌』にかかわることが出来て光栄でした。司馬先生のように亡くなられた後、何年たっても親しまれ、読まれる作家になりたいです」と笑顔で話した。