<第78回毎日映画コンクール表彰式>◇14日◇東京・めぐろパーシモンホール
「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)のFANTASTICS八木勇征(26)が、「TSUTAYA DISCS映画ファン賞 日本映画部門」を受賞した。友に主演を務めた萩原利久(24)はスケジュールの都合で欠席した。
黒スーツに身を包んで登場した八木は「本当に光栄な気持ちでいっぱいです。僕は、チームの代表としてトロフィーを頂けているなと思います。監督の酒井さん、原作の凪良ゆうさん、全スタッフ、出演者の皆さん。そして萩原利久の気持ちも背負ってこのステージに立たせてもらっています。本当に幸せな気持ちです」とありったけの感謝の気持ちを伝えた。
今作は「流浪の月」の凪良ゆうによるBL小説を原作に、21~22年に放送されたテレビドラマ「美しい彼」の続編となる劇場版。人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と、俳優の道を歩む清居のその後の物語を描く。
「映画ファンが選ぶ」という枠組みの賞を獲得。「たくさんの方見てもらえたなと実感しましたし、たくさんの人に愛してもらえた。一生懸命撮影していたので、実を結んでうれしい。ピュアな二人の関係性というのが好きになってもらえたところの一つなんじゃないかなと思います」。そして「この作品を深く愛してくださった皆さまのおかげかなと思います。感謝の気持ちで一杯です」とファンへの思いを語り、深く一礼した。
この日欠席した萩原とは、授賞式に参加できるかどうか連絡を取り合ったという。「利久もめちゃめちゃ来たかったと思います。二人で『行けるかな、どうだろう?』みたいな話はしていました。残念でしたが、ちゃんと話したいと思います」と報告を約束した。
現在、フジテレビ系の連続ドラマ「婚活1000本ノック」に出演中。俳優としての躍進を続けている。「ぼくはまだ全然なので。いろんな役をやってみたい気持ちもあります。自分とかけ離れた性格のキャラをやってみたい。時代劇や大河ドラマ、経験したいなと前からずっと思っています」と意欲的だった。
◆主な受賞者
日本映画優秀賞「ほかげ」(塚本晋也監督)、男優主演賞「エゴイスト」の鈴木亮平、女優主演賞「市子」の杉咲花、男優助演賞「エゴイスト」の宮沢氷魚、女優助演賞「キリエのうた」の広瀬すず、スポニチグランプリ新人賞(男性)アフロ「さよなら ほやマン」、スポニチグランプリ新人賞(女性)サリ ngROCK「BAD LANDSバッド・ランズ」、監督賞:石井裕也「月」、脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」