直木賞作家今村翔吾氏(39)が18日、京都市中京区の立命館大学朱雀キャンパス大ホールで講演会を行った。
テーマは「夢を見つけ追い求めよう」。「二条駅かいわいまちづくり実行委員会」が主催し、北は北海道から南は福岡まで全国から約200人が駆けつけた。
今村氏は小学5年生で歴史小説と出会い、20代まではダンスインストラクターとして活動。30歳の時に一念発起して埋蔵文化財の発掘調査員をしながら歴史小説家を目指した。そのきっかけとなったのは「翔吾くんだって夢を諦めているくせに!」というダンスの教え子のひと言だった。その経験を身ぶり手ぶりで熱く語ると、客席から大きな拍手が沸き起こり、「今村さんの生きざまから元気をもらいました」という声も聞かれた。
今村氏は一昨年、118泊119日間で日本全国47都道府県の各地をまわる「まつり旅」をやり遂げた。「今回の主催は『まつり旅』で呼んでくださった所の1つでした。その時の縁が今につながっていることを思うと、すごくうれしいです。さまざまな年齢層の方がおられて、10代、20代の方も多かった」と笑顔を浮かべた。
3月11日には新刊「戦国武将を推理する」(NHK出版)を出版する。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑を始め、著作「じんかん」の主人公松永久秀、同じく「八本目の槍」の石田三成ら8人の戦国時代の英雄・武将をプロファイリングしている。