シルベスター・スタローン「自分でスタントをするな」と後輩に警告、14年前負傷の後遺症に悩む

シルベスター・スタローン(2010年9月25日撮影)

米アクション俳優シルベスター・スタローン(77)が、映画「エクスペンダブルズ」シリーズで自らスタントを演じた後、長期にわたって腰の負傷に苦しんだ経験から、「自分ではスタントをするな」と後輩に警告した。

スタローンは、自身のリアリティー番組「ファミリー・ストーン」の中で、2010年公開の「エクスペンダブルズ」で自らスタントを行って負傷してから14年経った今もその影響に悩まされていることを明かした。スタローンによると、ストーン・コールド・スティーヴ・オースティンとの銃撃シーンで重傷を負い、今も完全に回復はしていないという。

自ら監督も務めた同作でスタローンは、「ばかみたいに10テイクとか撮っていた」と振り返り、番組後半では7回目の腰の手術を受ける様子をカメラが追っている。映画「ノートルダムのせむしの男」のリメークを作るなら準備はできているとジョークを飛ばし、「自分でスタントはするな」と人々に警告していると述べている。