香坂みゆき、単独ライブで36年ぶりの新曲2曲を熱唱「風にまかせて」は自ら

2年連続の単独ライブを開催した香坂みゆき

歌手香坂みゆき(61)が2日、都内の「KIWA TENNOZ」で開催した2年連続の単独ライブ2部公演で、先月28日にデジタル配信した36年ぶりのオリジナル新曲「黄昏とせつなさと」「風にまかせて」を熱唱した。

第1部冒頭、紺色のホルダーネックのドレス姿で登場。昨年の還暦ライブ2部公演以来、2年連続の単独開催に「すごい出来事」と笑顔を見せた。自身が作詞した「風にまかせて」を歌う前には「私が詞を書きました。大昔のアルバムにちょっと書いたぐらいで。本当に書いたことないの」と打ち明けた。

さらに「息子の卒業式があって、ハワイからニューヨークへ旅へ出て。回遊する中で(音楽を)聴きながら、ニューヨークから学校行くまでのアムトラック(全米鉄道旅客公社)の中で(歌詞を)書いて」と語り「間違えないで歌えるかな~自分で書いたのにさ」とファンを笑わせた。

新曲2曲に自身の境遇を照らし合わせた。「私は今シングルですけど、シングルであろうがなかろうが、お子さんが大体60歳くらいになると大人になりつつ、離れつつ、また自分の時間が持ててどうしようっていう考え方をすると思う。そんな時に私は歌を歌いたいと思った」。さらに「新曲2曲もそういう時代、年代を生きている女性が、自分のために何となく生きてるんだよねっていう風に思ってくれたらすごくいいなと思って」と続けた。

そして「全然違う曲で全く別の2曲なんだけど、中の芯みたいのは同じっていう感じがして、すごいうれしかった。是非両方聴いていただければなと」と語った。

「黄昏とせつなさと」は作詞・吉元由美、作編曲・山川恵津子。心地よいリズムトラックとコーラスワークが特徴のシティポップ・テイストに仕上がっている。「風にまかせて」は香坂のデビュー初写真集と同タイトルで、香坂自ら作詞に挑戦。作曲は都志見隆、編曲は山川恵津子が担当。優しいフレーズが印象的な楽曲となっている。

セットリストは次の通り。

▼PART1「カバー曲で綴るタ暮れのCANTOS」(カッコ内はオリジナル歌手)

1.夢で逢えたら(吉田美奈子)

2.いっそセレナーデ(井上陽水)

3.虹のひと部屋(石川セリ)

4.あの頃のまま(ブレッド&バター)

5.気絶するほど悩ましい(CHAR)

6.黄昏とせつなさと(新曲)

7.風にまかせて(新曲)

8.東京が好き(水越けいこ)

9.かもめはかもめ(研ナオコ)

10.神無月に囲まれて(井上陽水)

11.Too far away(水越けいこ)

アンコール

12.花(喜納昌吉)

▼PART2「SING!SING!SING!」

1.気分を変えて

2.Magic

3.つま先でハートブレイク

4.ニュアンスしましょ

5.Just You Just Me

6.夏の夜は三たび微笑む

7.夜の終わりに

8.恋は急がず

9.レイラ

10.Sail On

11.Paper Tiger

アンコール

12.黄昏とせつなさと(新曲)

13.風にまかせて(新曲)

◆香坂(こうさか)みゆき 1963年(昭38)2月7日、神奈川県生まれ。3歳でモデルを始めた。77年の14歳のときに「愛の芽生え」で歌手デビュー。通算17枚目のシングル「ニュアンスしましょ」が資生堂のCMソングに採用されヒット。全楽曲がデジタル配信中。女優としては78年の「銭形平次」でテレビドラマデビューし、活躍の場を広げた。現在はテレビ東京「なないろ日和!」(月~木曜午前9時26分)のMCを担当。