演歌歌手木村徹二(32)が6日、東京・港区のライブハウス「赤坂MZES」で、新曲「みだれ咲き」の発売記念イベントを行った。「特に2番の歌詞が、今の若い人たちやチャレンジをしないで生きている人に『派手に生きていこうよ』と呼びかける曲です」と人生の応援歌だとアピールした。
見どころは「鉄の生地で作ったシルバーの衣装」だという。ニックネームのアイアン(鉄)にかけて「糸がアイアンだからね。重さはそうでもないけどチクチクする。痛みを感じながら歌っている」とジョーク交じりに明かした。
兄の木村竜蔵(35)とデュオ「竜徹日記」を16年に結成。22年11月に「二代目」でソロデビューをしたが、同曲も新曲も竜蔵が作詞作曲を手がけている。「兄は自分の声や発音などもしっかりと分かっている。いわば『木村徹二専用の歌』を作ることにたけている。兄が嫌と言わない限り、ずっと作って欲しい」と全幅の信頼を置いた。
デビュー時は31歳と遅咲き。だが、20歳ごろに演歌歌手としてのデビュー話を1度断っている。「『出れません』と言いました」。父の鳥羽一郎とおじの山川豊と同じ土俵に上がる自信がなかった。「ハードルが高いので断ったんです」。だが今は「鳥羽一郎と山川豊さん。2人を超えられなくても、並べるくらいは行けたらいいな。それも難しいけど…」と視界に捉えて全力で走っている。
「みだれ咲き」のレコーディングには鳥羽も立ち会った。「しっかり内容に口を出した。ぼくもチェックして父も納得するまで何度もテイクを重ねた。だから家族で作り上げた感じがある曲です」。
山川もバックアップしている。「自分がデビューしてからは、どこに行っても、自分よりも僕の話をしてくれている。少しずつ恩返しをしていきたい」。そして「ゆくゆくは紅白歌合戦に親子で立てたらうれしい。そこにおじさんがが加わったらいい。3人で。兄貴? 兄貴は家で」。
鉄のように固い木村ファミリーの応援を受けて、徹二が「みだれ咲き」で勝負する。