映画撮影中に小道具の銃を誤射して監督死亡、管理担当者に過失致死罪で有罪 なぜ実弾6発装填

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2021年に米ニューメキシコ州で撮影中だった西部劇映画「ラスト」のセットで俳優アレック・ボールドウィン被告(65)が小道具の銃を誤射して撮影監督が亡くなった事件で、同州の裁判所は6日、武器担当だったハンナ・グティエレスリード被告(26)に過失致死罪で有罪評決を言い渡した。

一方、事故後に麻薬の入った小袋を処分しようとした証拠改ざんの罪については無罪とした。米CNNなどによると、最長で禁錮1年6カ月の実刑判決が言い渡される可能性があるという。

ボールドウィン被告がリハーサル中に安全を意味する「コールドガン」だと言われて手渡された小道具の銃から実弾が発射され、撮影監督のハンナ・ハッチンスさんが死亡し、ジョエル・ソウザ監督が負傷した。

小道具の銃になぜ実弾が装てんされていたのかは分かっていないが、実弾6発が撮影現場に持ち込まれていたことが判明している。検察は、同被告が銃や弾薬の完全点検を怠ったと主張していた。

この事故を巡り、銃を誤射したボールドウィン被告と武器を管理していたグティエレスリード被告が過失致死罪で訴追されていた。「引き金は引いていない」と当初から無罪を主張しているボールドウィン被告の公判は、7月に行われる予定になっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)