大河主演仲野太賀は「偉ぶらず熱い男」共演者・監督・脚本家から愛される努力家/記者の目

豊臣秀吉の弟秀長を演じる主演の仲野太賀(撮影・丹羽敏通)

<記者の目>

俳優仲野太賀(31)が2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが決まり、12日、都内の同局でお披露目された。豊臣秀吉の天下統一を支えた弟、豊臣秀長を演じる。「太賀が大河」となごやかに発表され、「こんな光栄なことはない」と笑顔。戦国大河は「どうする家康」以来3年ぶり、豊臣がメインとなるのは「秀吉」(96年)以来30年ぶりとなる。脚本は「半沢直樹」などを手掛けた八津弘幸氏。

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誰からも愛される努力家の仲野がついに大役を射止めた。父、中野英雄の名に影響されないよう13歳のデビュー時は「太賀」名義。主演作に恵まれてきた26歳時に、仲間が財産であるという意味なども込め、本名も絡めた「仲野」の名字をつけた。

22年テレビ朝日系主演ドラマ「ジャパニーズスタイル」では、ほぼ本番一発撮りの30分間の長回しという特殊な撮影の中で最も多いセリフ量をこなしたすごさを共演者らが絶賛。要潤は「負担が大きい中でも細部に目が届く。せりふを笑いに変えたりもできるし、自分も頑張らないとなと元気をもらえた」。ある関係者は「誰にも偉ぶらずに接するし、同年代の友人も多い。監督や脚本家からも愛される熱い男」と評する。

前年25年度の大河ドラマ主演は同じスターダストプロモーション所属の横浜流星だが、別の関係者は「偶然」だとしており、着実につけた実力が評価された形となった。【松尾幸之介】