大河主演の仲野太賀 スター世代の遅咲きから唯一無二の存在感「どこにでもいそう」自認し大役

豊臣秀吉の弟秀長を演じる主演の仲野太賀(撮影・丹羽敏通)

<こんな人>

俳優仲野太賀(31)が2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが決まり、12日、都内の同局でお披露目された。

豊臣秀吉の天下統一を支えた弟、豊臣秀長を演じる。「太賀が大河」となごやかに発表され、「こんな光栄なことはない」と笑顔。戦国大河は「どうする家康」以来3年ぶり、豊臣がメインとなるのは「秀吉」(96年)以来30年ぶりとなる。脚本は「半沢直樹」などを手掛けた八津弘幸氏。

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太賀が大河に-。21年に仲野をインタビューした際の書き出しは「今、最も勢いに乗っている若手実力派俳優の1人だ」。そこから3年。ついに大河主演まで上りつめた。

唯一無二の存在感だ。俳優としての武器を問うと「どこにでもいそうだからじゃないですか? 際立って二枚目なわけでもないし。背も別に高くないし。なんか、友達にいそう。おれか矢本(悠馬)かどっちか。かなり得していると思います」とあっけらかんと語っていた。同世代の中では「遅咲き」。当時の出演作の主要キャストだった菅田将暉、有村架純、神木隆之介ら同じ93年生まれのメンバーに比べ、若手時代の注目度はどうしても低かった。「ぼくの目線はそんなに変わっていないんですよね。それでも見向きされない時間が多かった」。個性を自覚し、愚直に道を切り開いて「見ている人をひきつける俳優に」。同世代に負けない大役を手にした。【佐藤成】