第96回米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督らが授賞式で履いていた“ゴジラシューズ”を制作したブランド「hazama」のデザイナー、松井諒祐氏(35)が、このほど日刊スポーツの取材に応じ、喜びと反響の大きさを明かした。
昨年に出演者らの登壇イベント向けに制作していたもので、同年末に期間限定で受注販売も行い、約300足を売り上げていた。現在は購入窓口などはなく、松井氏のSNSには国内外から「買いたい」というメッセージが殺到。昨日からの1日半ほどでインスタグラム、ツイッター共にフォロワーは3000人以上増えたという。
「感想も見きれないくらい届いています。山崎監督をはじめ、映画を制作したみなさんが靴をすてきな場所へ連れて行ってくれました。感謝しています」。靴はゴジラの手を模したかかと部分が特徴的なユニセックスデザインで3種類あり、最も安いパンプスで7万5000円、次がドレスシューズで8万8000円、最も高いブーツは10万5000円。かかと部分にはウルトラマンやゴジラのフィギュアなどで使われる、いわゆる“ソフビ”(ポリ塩化ビニール)素材を使用。「軽くて丈夫、ファンの方にもなじみやすい素材を使ってます」。中敷きには記念ロゴも刻印されており、職人が1つ1つ手作りで作っているという。
山崎監督には「この靴は我々のユニホームです」と声をかけられた。製造に時間がかかるため、昨年末の購入者の手元に届くのも今年5月ごろ。反響を受け、今後は夏ごろの追加販売も検討しているという。【松尾幸之介】