日テレ市來玲奈アナ「news every.」22日卒業 コロナ禍の3年「すごく大きかった」

日本テレビ市來玲奈アナ(2018年7月撮影)

日本テレビ系報道番組「news every.」(月~金曜午後3時50分)の公式X(旧ツイッター)が19日までに更新され、同番組でキャスターを務める市來玲奈アナウンサー(28)が22日で番組を卒業することを発表した。

「【最後は笑顔で#市來玲奈】」とのタイトルで「今週の22日(金)で今の形での放送が最後となるnewsevery 市來キャスターも卒業です」と投稿。「約4年半の中で、1番印象に残っていることはコロナ禍。毎日ニュースを伝える中で"ある思い"を大切にしていたそうです」とした上でハッシュタグ付きで「思い出」「寄り添う」と記し「ミンナが、生きやすく」ともポストされた。

合わせて、市来アナのあいさつの動画も投稿された。市来アナは「まずは4年半、本当にありがとうございました」とおじぎをした上で、いちばん印象に残っている出来事を問われ「コロナ禍ですね」と回答。「3年をこのスタジオで毎日伝え続けたということは、アナウンサー人生の中でも、報道キャスターとしてもすごく大きかったなと思っています」と振り返った。

コロナ禍当時について「藤井(貴彦)さんをはじめ『news every.』は視聴者の皆さんにお伝えしたことがたくさんあったと思うんですけど、あの時はひとりひとりがすごく寂しく、心細く感じて不安なこともいっぱいあったと思う。画面を通して離れている人と少しでもつながりたい、寄り添いたい思いで一生懸命、キャスターとしてみんなで伝え続けていたと思います」と話した。「その一員になれていたということが、報道キャスターの私の中の人生としてすごく大きかったと思っています」とも口にした。

「『news every.』はこれからもずっと皆さんが生きやすく、みなさんに寄り添い続けながらお伝えしていく番組だと思う。私も『every.』に寄り添いながら、これからもずっと頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と語り、再度「ありがとうございました」と呼びかけた。 市來アナはアイドルグループ、乃木坂46での活動などを経て、2018年に日テレに入社した。

「news every.」は、番組を卒業するメインキャスターの藤井貴彦アナウンサー(52)に代わり、25日から同局の森圭介アナウンサー(45)と鈴江奈々アナウンサー(43)がキャスターとなる。月、火曜キャスターを元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(35)、水、木曜キャスターをモデル桐谷美玲(34)が務めることも発表された。